男性機能障害(ED)とは、性行為の際に十分な勃起が得られなかったり、勃起状態を維持できなかった場合にこの疾患が疑われます。さらに、勃起できるか不安になることがあるケースも、満足な性交に支障を来たしていますので、EDの可能性があります。EDには以下の種類があります。
・機能性勃起障害
不安、緊張過多、心理的ストレス、精神的疾患など何らかの心理的な問題が要因となるタイプ。
・器質性勃起障害
血管系・陰茎自体の異常、脊髄損傷、内分泌障害などによって引き起こされるタイプ。喫煙や糖尿病、心不全、高血圧、動脈硬化など、幅広い疾患や生活習慣が影響していると考えられています。
・混合性勃起障害
機能性要因と器質性要因の両方によって引き起こされるタイプ。
EDの治療には、一般的に内服薬であるPDE5選択的阻害薬が用いられます。日本では、シルデナフィル(バイアグラ)、バルデナフィル(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)の3種類が承認されており、当院ではシルデナフィル(バイアグラ)とタダラフィル(シアリス)を採用しております。※院内で直接お薬をお渡ししますので薬局に行く必要はありません。
[バイアグラ(シルデナフィル)]
勃起の後押しが強く、硬い勃起が得られます。
服用のタイミング:性行為1時間前。空腹時は30分程度で作用する場合もあります。
作用時間:5~6時間
●費用
バイアグラ50mg・・・1,670円
●副作用
顔のほてり、頭痛、動悸、鼻づまり、目の充血、視覚異常など
●注意点
服用時は車の運転などは控えてください。
食事・アルコールの影響を受けやすく食後1時間以内に使用した場合、効果が減弱する場合あります。空腹時の使用がお勧めです。
[シアリス(タダラフィル)]
効き方がマイルドで自然な勃起が得られ違和感が少ないのが特徴です。
服用のタイミング:性行為3時間前。空腹時は40分程度で作用する場合もあります。
作用時間:24~36時間
●費用
シアリス10mg・・・1,810円
●副作用
顔のほてり、頭痛、動悸、鼻づまり、目の充血などバイアグラと比較して軽い場合が多いです。まれに背部(腰、おしり、太ももの裏、ふくらはぎなど)に強い筋肉痛がでる場合があります。
●注意点
食事・アルコールの影響を受けにくいですが、多量の飲酒は大脳の性中枢を抑制するため、勃起自体が困難になります。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × |
16:00〜18:00 | ● | ● | ● | × | ● | ● | × |