高屋クリニック

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2023.08.09 お知らせ

子宮頸がんワクチンの接種に関するお知らせ

 

  

【子宮頚がん予防ワクチン(ガーダシル・シルガード)の公費による無料予防接種のお知らせ】

 子宮頚がんの日本における発症数は、約10,000人/年、死亡者数は約2,900人/年と報告されています。

 子宮頚がんの原因はヒトパピローマウイルス感染。感染しても必ずがんになるわけではありませんが、一部のウイルスが数年から数十年間、持続感染することでがんへ進行することがあります。

 異性と性経験のある女性の84.6%が一生に一度は感染すると推計されています。

 子宮頚がんの65.4%は、ヒトパピローマウイルス16型と18型感染によるもの。この2種類に尖圭コンジローマの原因となる6型と11型を含めた合計「4種類」のヒトパピローマウイルス感染を防ぐワクチンが、「ガーダシル」です。

 子宮頚がんの原因として、ヒトパピローマウイルス16型と18型に加えて31型・33型・45型・52型・58型の感染を含めると、88.2%を占めています。これら「9種類」のヒトパピローマウイルス感染を防ぐワクチンが、「シルガード9」です。

 ワクチンで感染を防ぐことが出来ないタイプのヒトパピローマウイルスもあるため、ワクチン接種後も、20歳を過ぎたら2年に1回は必ず子宮頚がん検診を受けると、なお安心安全です。

❇️接種時期❇️
9歳以上の女性

そのうち、

❇️無料定期接種の対象者❇️
◎小学6年生~高校1年生相当の女性。

◎平成9年度生まれ~平成17年度生まれの女性のうち、過去にヒトパピローマワクチンを合計3回受けてない方(令和7年3月までの特例措置)。
※ただし、2025年3月までに3回目の接種を終了する必要があります。2025年4月以降は自費での接種になります。

❇️接種回数❇️
間隔をあけて同じワクチンを合計3回接種します(1年以内の接種が望ましい)。

 ただし、9歳以上15歳未満の方で、シルガードの接種を希望される方は、医師と相談の上、2回接種も選択できます。

⚠️原則、同じワクチンを接種することが推奨されていますが、ご家族・ご本人様の強い希望があれば、ガーダシル・シルガードの交差接種も可能です。
 しかし、公費(無料定期接種)の対象になるのは合計3回目までですので、ご注意ください。
 例えば、過去1・2回目の接種でガーダシルを接種したが、3回目はシルガードを接種したい場合→1~3回目すべて公費での接種(無料定期接種)が可能。
過去1・2回目の接種でガーダシルを接種したが、1からシルガードを打ち直したい場合→1・2回目のガーダシル・3回目のシルガードは公費での接種(無料定期接種)が可能ですが、4・5回目のシルガードに関しては自費接種になります。)

※ワクチン接種後、副反応を来たす可能性は否定しきれないため、交差接種を希望される方は、その点を十分にご検討いただき、ご同意を頂ける場合にご予約の連絡をお願い致します。

※16歳以下は保護者の同意が必要です。

❇️無料定期接種対象でない方❇️
全額自己負担となります。

◎ガーダシル
1回16500円(税込)。

◎シルガード9(9種類のウイルスタイプに有効)
1回27500円(税込)。

接種を希望される方は、お気軽に当院へご相談下さい。

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