思春期以降に発症する顔面・腰背部の脂腺性毛包を反応の場とした脂腺分泌・角化異常・細菌の増殖が複雑に関与する慢性炎症性皮膚疾患です。
初発疹の面皰から、紅色皮疹、膿疱、さらには嚢腫、硬結を形成し、瘢痕を残すことがあります。
・治療方法
急性炎症期には、重症度に応じて薬剤を選択、またはIPL(Intense Pulsed Light)治療、イオン導入、ピーリングを併用が可能です。 3か月を目安に維持期の治療に移行します。
健康な肌のキメや潤いが失われ、肌表面がなめらかさをなくしてカサつきやトラブルが現れる状態です。症状には個人差があり、肌が弾力を失ってゴワゴワと厚くなる、白い粉をふく、毛穴の凹凸が目立つなど、さまざまな形態に変化します。また、肌が荒れた感じや赤み、ニキビができるなどの表面的なトラブルをはじめ、かゆみを伴う場合もあります。
原因として乾燥、紫外線、バリア機能の低下、生活習慣の乱れ、ホルモンバランス、便秘、マスクによる摩擦が考えられます。
・治療方法
充分な睡眠をとる、バランスの良い食事を心がける、クレンジング・洗顔の見直し、薬剤での治療も考えられます。イオン導入も非常に効果を感じられます。